院長紹介

院長
山崎 弘幸
ご挨拶
安佐北区落合にあるやまさき脳神経外科クリニックは、私が小学校6年から大学入学まで過ごした「高陽ニュータウン」内にあるクリニックです。
縁もゆかりもあるこの土地で、地域の皆様の健康維持に役立てる事をとてもうれしく思っています。
脳神経外科というと、とても敷居が高く思われるかもしれませんが、脳外科に限らず気軽に様々な症状をご相談いただけるクリニックでありたいと思っています。
脳神経外科の診療においては、まずは各症状に対してMRI検査を中心とした検査を実施し、脳梗塞や脳出血などの緊急性を要する病気がないかどうかを判断します。
治療の遅れは回復に大きな影響を及ぼしますので、早急な受診と適切な診断がとても重要であり、それは患者様を健康や生命を脅かす病気から守ることに繋がっていく事になります。
実際に来院される患者様の 訴えや症状は様々ですが、そのうち特に「ろれつが回らない」などの言語障害や手足の麻痺は脳卒中である可能性が高い症状と言えますので、躊躇することなくご相談いただければと思います。
経歴・プロフィール
学歴
1980年(昭和55年) 広島市立真亀小学校卒業(3回生)
1983年(昭和58年) 広島市立落合中学校卒業(7回生)
1986年(昭和61年) 広島県立高陽高等学校卒業(7回生)
1993年(平成5年) 徳島大学医学部医学科卒業
2003年(平成15年) 徳島大学医学部大学院卒業
職歴
2007年(平成19年)10月~ 翠清会 梶川病院勤務
2011年(平成23年)8月~ 光臨会 荒木脳神経外科病院勤務(副院長)
2017年(平成29年)4月~ やまさき脳神経外科クリニック
院長インタビュー
その理由とは…
医師を目指したきっかけは?

医師になろうと思ったのは小学校のころで、学研のひみつシリーズの“からだのひみつ”を読んだのがきっかけです。
この本をきっかけに人体に興味を持つようになり、さらに手塚治虫の“ブラックジャック”を読んで外科医に憧れるようになりました。
高校生のころにはギターに興味を持ち、ギター部にも入っていました。卒業後にはその道に進みたいとも思ったのですが、2年生3学期の三者懇談で、「1年間勉強もせずにいるのは良くない」と言われて、「じゃあ医学部に行きます」と答えました。
余りの落差に担任の先生は驚いていた様ですが、私にとってはその間はなく、どちらかしかありませんでした。(笑)
医師の中でも脳神経外科の道を選ばれた理由は?
元々救急がしたかったのですが、救急患者をよく診る診療科として「脳神経外科」と「心臓血管外科」を最後まで迷いました。
最終的には脳神経外科の勧誘会で当時の助教授に「お前は向いているから来い!」と言われたこと(笑)が理由で、脳神経外科の道を選びました。
現在の地域で開業された経緯は?

実はやまさき脳神経外科クリニックを開業する2年前までは、まったく独立開業を考えてはいませんでした。
ですから、前働いていた病院に来ていたある製薬会社の営業の方に「ある開業医の先生がクリニックビルをオープンされるのですが、脳神経外科に入ってもらいたがっています。どうですか?」と打診されても、その時はお断りしたのです。
ですが後日、その営業の方の上司から同じ話を打診されました。
実はその上司の方の娘様と私の娘が小学校の同級生で、さらに互いの妻同士がとても仲が良いという間柄だったので、むげに断る事もできず、とりあえずその開業医の先生にお会いすることにしました。

安佐北区落合は「高陽ニュータウン」という住宅地の中にあり、私が小学校6年生から大学入学まで住んでいた場所です。近くにはまだ両親も住んでいます。
その様な思い入れのある場所にクリニックビルが建ち、そこで私以外の脳外科医が開業し、脳神経外科の診療を行う事が、どうしても受け入れられない気分になってしまったのです。
なので、開業の話をお受けすることとしました。
仮に、クリニックビルの場所が1キロでもずれていたら、私は開業の話をお断りしていたと思う程、私にとってここは ど真ん中の場所であったのでした。
望んで開業先を探していた訳ではないのに、開業する気分にされてしまった、という事ですね。(笑)
不思議な縁、運命のようなものに導かれて開業に至ったのですね?

私の母は結婚前に大三島の遠い親戚の家に住んでいたことがあります。
そして、その家の前には大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)がありました。
神社の御祭神は「オオヤマツミノカミ」様です。
そこは、その家の子供たちと遊んだ、母にとって思い入れのある神社で昔から「また行きたい」とよく言っていました。
つまり私を出産する前から、母にとってはとてもご縁のある神様です。
実はクリニック近くの「真亀山神社」の御祭神も「オオヤマツミノカミ」様です。
真亀山神社から階段を上がっていった所には私の卒業した「広島県立高陽高等学校」があります。
そして、母が現在住み、私が大学入学まで過ごした「真亀」の氏神様でもあります。
私はこの地で小6から医師への夢を育み、最終的に高陽高校で医学部受験の決断をしました。

この出来事をどうとらえるかは、人それぞれだと思いますが、私は何か大きなものに導かれているという感覚がして、この場所での開業が必然的なこと、あらかじめ決められていたことのように感じたのです。
私は、お釈迦様の手の上から出られなかった孫悟空の様な気持ちになっています。笑
一刻を争う症状もありますのでためらわずにご連絡を
やまさき脳神経外科クリニックの診療理念は?
“脳神経外科”というのは多くの患者様にとって馴染みが薄く、「敷居が高い」とお感じの方もおられると思いますが、そうした方にも気軽にご相談いただけるような雰囲気で診察をするように心がけています。
そして時間をかけて丁寧に患者様のお話を聞いて、わかりやすくご説明することで、「安心」を提供する事を目指しています。
皆様、どういう症状がきっかけで受診されていますか?

ただ、特にご注意いただきたい症状として言語障害と手足の麻痺が挙げられます。
もし、こうした症状をお感じになられたら、ためらわずに脳神経外科へご連絡いただきたいです。
なぜなら、これらの症状の奥に脳梗塞や脳出血といった重大な病気である可能性が高いからです。
これらの病気は、1分1秒を争う様な病気なので、受診を躊躇する事で治療の選択肢を狭めてしまう可能性があります。
ですから、「ろれつが回らない」「手足が麻痺している」というような症状がある時は、様子を見るのではなく、ただちに脳神経外科への連絡が必要です。
やまさき脳神経外科クリニックの特徴は?

近隣のクリニック様からの撮影依頼も頂いておりますし、患者様の紹介先の病院からもご評価頂いています。
基本的には受診された同日に施行し、ご説明を致します。
また日本脳神経外科学会専門医と、日本脳神経血管内治療学会専門医を持っており、その治療経験から、外科的な治療と血管内治療の双方の治療選択肢を説明することが出来ます。
ですので、治療のために専門病院を受診して頂く前にある程度知識を持っておく事で、受診までの間の不安を少なくする事もできますし、受診時の説明への理解もしやすくなるように思います。
更に、診療理念のところでも少し触れましたが、気になる症状がある時、気軽に相談できる脳神経外科である事です。
言語障害や手足の麻痺など、一刻を争う症状があった時、ためらわずにすぐに相談していただきたい、そのためにも皆様にとって馴染みのあるクリニックでありたいと思っています。
お気軽・お早めにやまさき脳神経外科クリニックへご相談ください
最後に、サイトをご覧の方へお伝えしたいことは?

患者様にとってわかりやすい説明を心がけて、専門医として脳卒中(くも膜下出血・脳梗塞・脳出血)の検査・治療だけでなく、予防・再発予防もサポートさせていただきます。
きっと一度お越しになられれば、「気軽に受診できるクリニック」「安心して任せられるクリニック」ということがおわかりいただけると思いますので、気になる症状がある時はまずは一度ご連絡ください。